ONE PIECE63巻【展開ネタバレ一切無用な感想文】

63巻、 いつもの10話収録200ページどころか、 

12話収録232ページでした。 

「いつもの」ですら、 
他のコミックよりボリューム満点な上に、 
収録話の行間に入るおたより（SBS）やイラストのコーナー。 
読者への還元をこれでもかと詰め込む尾田っちのサービス精神、 

ただ、ただ、尊敬に値しますね。 

さらに今回は尾田っち（敬称）のこだわりで、 
話のキリの良さを優先したのでしょうかね？
いつもより30ページも多いのに値段はそのまま。 

昔、好きだったコミックがたまに増ページすると、 
いつもの定価より数十円高くなってて、 
子供心に「不条理」を感じたものですが、 
そんな思いもまとめて汲んでくれちゃうだけの大器。 
初版にこれだけ刷って、しかも売れてしまう現実。 

負け犬は正義を語れねェ...!!! 

七武海サー・クロコダイルの実も蓋もない名言を、 
逆に実行しておられるよなーと。 
ドフラミンゴの「勝った方が正義だ」も同じ意味だけどさ。 
わがままを通してしまうだけの実力も、スゴいよなぁと。 
しかも読者が嬉しい方向に、だから、もう支持するしかないと。 

ONE PIECE、 
アニメでたまに観てるって大人の各位もいるだろうけど、 
真に味わうのならば、コミックがオススメでございます。 
ただ物語を追うだけでなく、作者と読者のぶつかり合いとか、 
過去エピソードの伏線予想など「行間」が、また愉しいのでね。

ONE PIECE 63 (ジャンプコミックス)

• 作者: 尾田 栄一郎
• 出版社/メーカー: 集英社
• 発売日: 2011/08/04
• メディア: コミック

タグ：ONE PIECE ワンピース クロコダイル 負け犬 正義 尾田っち 読者還元 初版 63巻