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需要&供給の不均衡【映画エンドロールに思う事】 [映画]

気のせいじゃなくって、
ここ最近観た劇場映画で立続けにですね、
本編が終わってエンディングロールの直前に

エンドロール後に続き(もしくは予告)があります。

っていう告知字幕をよく見かけるようになりました。

アレ一体なんなんすかねぇ?

最近では『アイアンマン』『レッドクリフ』などで、
日本語翻訳字幕側でそういった「配慮」ありまして、
そう言われたらエンドロールをスルーして出ちゃうお客も、
とりあえずしばらく我慢しておくか、と最後までいるワケで。


確かに最近のシリーズ物の例では、
『パイレーツ・オブ・カリビアン』あたりで、

エンドロール後にちょっとしたオチがあったりして。

上映時はそれと知らずにスルーして出て来ちゃったってんで、
また観に行くか(少数だと思われ)DVDチェックするか、

なんて事した「エンドロール待たず出ちゃった派」の人って、
実は、そう少なくなかったのではないのでしょうか。

そういった声が配給会社とかメーカーに届くようになって、
ぶっちゃけDVD(今はブルーレイもか)メーカー的には、
「劇場で見逃したオチを!」な売り文句だって使えちゃうけど、
配給会社にしてみれば立派な「クレーム」にもなり得るワケで。
そのあたり「配慮してみた」結果がかの気配り字幕なのでしょう。


だがしかし、
そもそも何故にwhy?そんな気配りをせねばならぬのか?

僕は素人丸出しですが映画はテロップ後まで観るのが礼儀!

たとえ『キルビル2』『シンシティ』『エラゴン』のように、
観賞後に気分悪くなったク●映画でも、それだけは守ってます。

確かに大半の特にハリウッド系の洋画のエンドロールは、
一部を除いて退屈な『スタッフ&キャスト』羅列でしか無く。
退屈なロールも引っ括めて「作品だ」ってのも納得できるけど、
あまりにも長いのはせっかく面白かった作品であっても、
余韻に浸るより、せっかくの感動&興奮を「冷ます」役割すら、
制作者の意図と別に果しているような、そんな気がしますね。

ま、最近は映画館サイトで上映時間も書いてあるから、
観る前にそれもコミで時間確保しな!って意味にも取れますが、

僕も「長いエンドロール=退屈」と多くの洋画に感じているので、
そのあたり字幕で「席立つなよ!」ってフォローするんでなくて、
少し本気でどうにかして欲しいと思っている次第なのであります。


ちょっとだけイヤらしい言い方しちゃうと、
エンドロールって半ば「関係者各位」への義理立てででしょ?
そりゃ主要キャストやスタッフは欠かせないにしても、
たとえばエキストラやら、それらも手配した事務所だったり、
マネージャーのみならず事務手続きした人だったり、
あらゆる関係者フォローしたら、ロール長くなるのも当たり前。

あと流れてる音楽も何故にこうまで退屈に感じるのか?
ジョン・ウィリアムズ師の素晴らしい交響楽だったり、
『ロード・オブ・ザ・リング』『パイレーツ・・・』など、
劇中音楽とシンクロ率が非常に高い一部の洋画であったり、

たまに観る邦画(エヴァ、ジブリ・・・アニメだけやん!)の
それは日本語歌詞だからむしろ退屈しないんですけどね。

終幕が退屈な洋画の大半は劇中とシンクロしてない、
ただうるせぇだけの洋楽ロック系なのせいもあり。

そこで特にハリウッド系に提案したいのが下記の対策。
このあたりをクリアすればもっと日本の観客動員上がるかもよ?
(なんつー自己中)(but某ジャ●系オリジナル主題歌は一切無用)

●とにかくエンドロールを短くまとめる!!

主題歌だったら1番が終わった時点でロールもおしまい!と。
宮崎駿さんのジブリ映画並みにそこだけはテンポ良く♪
そのためにはテロップに出す情報をとことん絞る必要はあり。

●エンドロールをWEBサイトで全部フォローしてしまう!!
関係者全員網羅のロールが見られるサイトURLのみ大きく表示。
これなら30秒以内で終わるぞぉ(短過ぎだYO!)

●黒背景に字の羅列ロールが催眠効果たっぷりなので、
ロール背景できちんと物語終幕を進行させて最後に落とすと。
(主に日曜朝子供向け玩具販促ヒーロー番組の手法ね)
(数多の名作ゲームソフトにも通じるものアリ)

↑これと似た手法で未だ世界一素晴らしいと信じて止まないのが、

『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』

あのエンドロール越える映画は未だ無く。ありゃ最高傑作やわ。
(・・・実はこれが言いたかっただけなのか今回)


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