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くたばれハリウッド!!!【利益重視&原作無視!?】 [映画]

かなり今さらですが、
先日の『NHKスペシャル』スーパー面白かったのです。

最近なにかと話題の『ドラゴンボール』とか、
日本産コミックやアニメを実写映画にして儲けたいハリウッドと、
版権管理する日本側の「苦闘」を描いた特集は見応えがありました。

ここんとこ日本でも不調らしいアメコミ映画(俺は好きだけど)
ただ、それ自体は最近新しく原作されたもんじゃないってんで、
日本市場に眠る数多の原作を狙い撃ちしてるって事みたい。

で、番組内で取り上げられてたのが、ただいま制作進行中との事。
『CG版:鉄腕アトム』だったのですが・・・

制作途上アトムさん比較
200810281608.jpg
左:35歳♂独身 

これは大変だなと

 

何でもあっちでは原作アトムは3〜4歳にしか見えないとの事。
(そりゃ日本人より10年以上は老け・・・大人顔だしさ)
それじゃあ客が入らないてんで、思い切りアダルトにしたらしく。

にしてもこりゃ別モンじゃね?

案の定、版権元から「ダメ出し」があって(そらそうだ)
日本の要望と米国の欲求の「間を取る」ラインで落ち着いた模様。
そのあたりの関係コメントがリアルでとっても興味深かったのです。

なお、今回の異例なケースとして、
日本側が「承認権(アプルーバル)」を全面掌握してるので、
版権側がダメっつったらハリウッドもひとまず従うしかないと。


・・・待てよ?
って事ぁ今まで日本側は「承認権」持ってなかったの?

だからこんなのが罷り通ってしまうのですYO
[むかっ(怒り)]

 

こういうの見せられちゃうと、

「原作へのこだわり」や「愛」を全く感じないのが普通。

ただ「儲け手段としての消費」しか考えてないと写る
ハリウッドやらに「嫌悪」を感じてしまうのです。
ここまで酷いと原作への陵辱も甚だしく。
「いっそオリジナルでやれや」申し上げたくなってしまうと。

仮に向こうの文化に照らして言えば、

温水洋一あたりに顔出しでミッキーマウスのコスプレをさせて、
それが日本でウケる版だから!と言い張るよなもんでしょ?


今なおたくさん稼いでいるらしいディズニーリゾート系。
頑なに原作の世界観で別天地を作り上げた結果、ウケたんでしょ?
ならばこっちの原作文化も頑なに守らせるべきと強く感じます。

こと利害が絡むと、
マーケティングという名の改変(むしろ改悪?)
に走るのも事情としてはわかるけど、
単なる「儲けの手段」としてじゃなく、
原作テイストをきっちり捉えて、
「愛」のある制作を切に望みたいよなぁ。

ぶっちゃけ原作は全く知らないんだけれども、
今年観た中で一番楽しかった『アイアンマン』なんかは、
制作者のこだわりと原作への愛がすっごく感じられたしね。

てか、むしろこっちを映画化希望♪

マネーが絡んでないとはいえ、
海外の熱いファンはアニメにしてもゲームにしても、
ハンパなく入れ込む「愛」が伝わって気持ち好いですな♪


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