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進化という名の原作無視【映画ドラゴンボール&仮面ライダーディケイドの共通点】 [映画]

ランチ帰りに幡ヶ谷から新宿まで遊歩道を歩いていたら、
マルコメ頭(古いなー)の小学生2人が楽しそうに、

「フュージョン」してましたw

微笑ましかったのは云うまでもないのだけれど、
連載&コミック&アニメ本放送は軽く13年以上は前の事。
が、未だ生まれてなかった子供らにも浸透しとる(゚Д゚;)

もはや世代を超えた文化ですらある!

当方改めてドラゴンボールの偉大さに感嘆した次第です。
思えば友達にも親子共々大好きだってママさんいるしね。

僕が勝手に崇拝しているONE PIECEの尾田栄一郎先生も、
尊敬する漫画家は鳥山明先生だと公言されておりますね。
と同時に「同じ土俵では絶対に敵わない」とばかりに、
パワーに頼らぬ「相性ある能力系バトル」展開されてます。
(なお元祖はジョジョの荒木先生なのは一般的な常識!)

玩具やゲームで未だ展開しているB社の戦略はあるけれど、
その再放送でもしっかり子供に浸透しているのはスゴい事。
ジャンプ最大発行部数を支えた“600万パワー”未だ色褪せず。
この勢いに勝る漫画は多分今後は出ないとも思えます。

今や世界的にもメジャー文化ですらあるドラゴンボール。
いよいよ問題話題のハリウッド版実写映画公開が来月に。

そんな折、鳥山先生のコメントが公式に発表されました。



最新予告編冒頭コメントより引用
脚本やキャラクター造りは原作者としては
『え?』って感じはありますが、
監督さんや俳優の皆さん、ボクやファンの皆さんは
別次元の『新ドラゴンボール』として鑑賞するのが
正解かもしれません。もしかしたら現場のパワーで
大傑作になっているかもしれませんよ! 
おおいに期待しています!!


ここで勝手に上記コメの裏舞台を勘ぐってみます。

配給会社宣伝担当
「ドラゴンボール、思いのほか評判よくないなぁ。
 ま、あの原作からのかけ離れようじゃ・・・おっと」

「そうだ!ここは原作者からのお墨付きってことで
 鳥山先生の推薦コメントがもらえたら挽回出来るかも!
 まだ映画は完成してないけど、お願いしてみよう!」


こんな会話があったかないかはわかりませんが、
今回の極めて異例の原作者コメント付き予告編には、
こうした配給会社の動きがあったのは想像に難くなく。
が、上がって来た鳥山先生コメントに今2つくらい、
かなり歯切れの悪さが垣間見えるのは何故なのか?


>『え?』って感じはありますが、
推測:うん、これは本気で正直な気持ちでしょうね。


別次元の『新ドラゴンボール』として鑑賞するのが
正解かもしれません。
「別次元」「かもしれません」
翻訳: 僕は関わってないから別物として捉えてちょ☆


もしかしたら現場のパワーで
大傑作になっているかもしれませんよ! 
「もしかしたら」「かもしれませんよ!」
解釈:もしかしなかったら「ダメ」と思ってらっしゃる?w


・・・とも取れるコメントを観た原作ファンや一見さんは、
「面白そうだ!観に行こう!」という気持ちになれるのか?
逆に載せない方が良かったんじゃ?とも思えるのですが(汗)
僕は改めて鳥山先生の素直な人柄に好感持てましたけどね



しかし、こうした「原作」を無視した世界観とキャラ設定。
実は、国内でも極めて顕著な例が最近はありますよね。
10周年記念かつカードゲーム販促番組と申して過言でない

仮面ライダーディケイド!!

いやぁ昨日も観たんだけれどもねー。
まだキャストがオリジナルと違うのは許容範囲として
(今さらオダジョーが制約だらけの販促番組に出る訳なく)
(きっと響鬼の細川茂樹さんも同じような感じでないかと)

クウガがゴウラムに変形って、ないわ!

玩具を売りたいからっていう思惑はわかるんだけど、
あまりにもセンス悪いアレンジに辟易しちまいましたわ。

ただ僕は一方的に悪いと非難したいのではないのです。
あまりにも酷いセンスの改悪は「ネタ」として嗤えるしね。
つまり劇場版DBもディケイドも2009年の「徒花」だなぁと。



さて話を戻します。
今回、異例のコメント付き予告が公開されたワケですが、
僕自身は観に行く事はすでに決定事項なのですね。

だってこんな美味しいネタそうないし!

最新版予告を観た率直な感想。
原作からは離れてるけど独立した作品としては・・・?
正直さほど面白そうに感じませんでしたが(ヲイ!)
それでも以前よりはマシになってるなぁとは感じました。

ただ僕はもう半ばネタとして観に行くスタンスですし、
からかい半分で観に行って「意外に面白かったらば」
それはそれで儲けモンだと感じるに違い有りません。

あるいは現在の予感通りに「酷かったらば」
それはそれで期待通りとも言えるワケで、
二の足を踏んでる周囲にも堂々とプレゼンが出来る、と。

つまりどっちに転んでも楽しめるのは200%確実なのですね。


思えば去年「激しい賛否」を巻き起こしつつも結果的には、
知名度アップと着ぐるみのオファーに貢献した「せんとくん」
そして原作テイストを無視、いや超越した「ドラゴンボール」

賛否の盛り上がりが実は配給会社の意図するところであれば、
原作ファンの予想外に観客動員&配収に期待が持てるかも!!?

こうして掌の上で踊ったバカがまた1人エントリー(自虐)

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