SSブログ

 老兵は死なず ただ萎えるのみ!!【第858回 インディ/ランボー/スネーク オールド英雄当り年】 [映画]

つい先週、仕事帰りに映画観てきました。
19年ぶりの復活らしい『インディ・ジョーンズ』
とっても期待・・・は正直してなかったのだけれども、
観終わってみて特に「何も」残りませんでしたねぇー。

ぶっちゃけ三文家族芝居?

ハリソン・フォードが年を取り過ぎて痛々しいだとか、
敵役に強そな雰囲気が全く見られなかったことだとか、
いきなり遺跡にいる唐突な展開についてけなかったとか、

まー色々と原因は考えられるのだけれども、
確実にそうだろうという原因を思い浮かべたのですね。

これは同じく今年公開の『ランボー』にも、
去年やってた『ダイハード』にも当てはまるような、
もっともランボー観てねぇんで的外れならゴメンだけど。

久々の制作というコトはイコール、

●前作制作時のテンションとは程遠い
●それはスタッフのノリだけでなく
●哀しいかなキャストの加齢とも正比例
●特にアクション系でのそれは顕著



こういった『衰え』『急速な枯れ』を回避する為には、

●それこそ『寅さん』『釣りバカ』のように毎年定期制作&公開
●そっちの方が少しずつ「慣れる」からまだいいでしょ?
●たとえリリース時間はかかっても制作に置ける空白期間を残さない
●それこそ某数多の名作ゲームシリーズのように

未だにプレステ3は買う予定も無いのだけれども、
『枯れ』が全く感じられないのが映画でなくゲーム。
先頃発売された『メタルギアソリッド4(MGS4)』には、
劇中での「主人公の衰え」はきっちりと描いていても、
テンションと愛着は前作をきっちり踏襲してて良いのですよ。

生身の俳優とCGを比較するのもナンセンス!

という安易な問題ではないのですよねこいつぁ。
ま、今後こういった「安易に年を食った復活劇」は
国内外を問わずに問答無用スルーの方向de★

ただ誤解されたくないのは、
当然生きてる限りは必ずくる「老いという熟成」は
誰彼だって否定しようったって無理だし、僕もしたくもない。
ただ若い頃のブイブイ言わせてた時期を基準にした、
かなり久々の「復活」には不可避の落差が伴うぞ、と。
そのあたりキャストというよりスタッフが元凶な気がする。
引いてはプロデュース側と観客との断層じゃあないかと。

ただ1つだけ今でも上手いなぁと感心しているのが、
他でもない『スターウォーズ』シリーズ。
旧三部作(エピソード4・5・6)の純粋な続きでなく、
父母の世代を描いた新三部作(エピソード1・2・3)

前作から20年近く経ってからの新作に、
年老いたハンソロやらレイア(特に勘弁!)ではなく、
新しいキャラを今時の役者に演じさせたのは見事よねぇ。
最初からそうする予定だったのかもしれないけれど、
語り部をロボット2体に託してる構成も良いよなぁ。。。

なんだかまた急に観たくなって来ちゃった。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。